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台湾で会社をつくろう! 第十四回  「台湾での法人設立手順 1」

会社の設立手順

台湾会社設立物語:第十四回目は、「会社の設立手順」です。

今回は台湾での法人設立手順についてお話したいと思います。

LinkBiz台湾にお問い合わせの多い のが「個人が投資をして台湾に法人を設立する場合の手順」です。

法人設立な流れは以下の通りです。

①設立条件を設定
②予備調査
③銀行口座開設
④外国人投資許可取得+資本金送金
⑤会社登記
⑥営業人登記
⑦税籍登録 発票購入

き予備調査以降
まずは、 ①設立条件を設定について 、これらのことを決めて頂きます。

・現地法人なのか支店なのか?
・個人資本なのか法人資本なのか
・株式会社なのか有限会社なのか?
・資本金をいくらにするのか。
・法人の中国語名を何にするか?
・営業項目を何にするか?
・営業項目によっては許認可は必要か?
・許認可取得条件は何か?
・代表者を誰にするか?
・登記住所はどこにするか?
・ビザを取得するか?
・株式会社であれば董事を誰にするか?監査役を誰にするか?

このような、設立条件については 、前回までで説明してきたことを参考にしてください。

この設立条件の中で、以外と悩まれる方が多いのが中国語の名前です。

中国語の名前

台湾では法人名について下記のようなルールがあります。

(1) 漢字を使用しなければならない(英文字不可)
(2) 名称の中に国名を使用してはいけない
(3) 1文字は不可
(4) 「台湾」を名称の後ろにつけてはいけない

そして、中国語名を設定するときは、このような方法で設定することが多いです。

A 日本で社名に使っている漢字をそのまま使用する。
B ブランド名に似た発音の漢字をあてる。
C 社名の意味から設定する。

中国語の社名、店名 こんなふうに設定しました。

Aの例
吉野家⇒吉野家
吉野家は中国語ではジィー イェ ジャー となります。
台湾人にとっては意味が分かりにくいというデメリットがありますが、
日本のブランド力をそのまま活かすことができます。

麥當勞

Bの例
マクドナルド⇒麥當勞
麥當勞は中国語で マイ ダン ラオ

台湾人にとっては連想しやすく
ブランドの知名度を音で活かすことができます。
日本の進出企業ではこの形を選ぶ方が多いように思います。

Cの例
ビューティー ⇒美麗
フューチャー ⇒未来
コンサルタント ⇒顧問

個人で現地法人を設立する時はこのCのパターンが多いです。
好きな漢字や、会社に込めた思いや夢をそのまま社名にします。
営業内容に近い社名にすることで何の会社かわかりやすくなります。

BとCの融合例

スターバックス⇒星巴克

星巴克はスターを意味する【星】と バックスの発音に近い【巴克】

星ということでスターをイメージさせ、バックスという音を漢字で表現しています。
中国語の発音はシンバークーとなります。

中国語名については必ず、現地台湾人にヒアリングすることが重要です。
中国語を話せるからといって中国人の方に名前を設定してもらったところ、
台湾ではなじみのない名前になってしまったという失敗例もあります。
知らずに縁起の悪い意味の名前になっていた・・・なんてことを防ぐためにも 是非いろいろな角度からご検討下さい。

会社の設立手順①設立条件を設定についてでした。

次回は②予備調査以降について、説明いたします。

次回の会社設立物語は・・・

次回の会社設立物語は「予備調査以降」について説明いたします。
もし進出形態でお悩みの場合は、進出の目的と合わせてご相談いただければ、 適切な会社設立の形態を提案いたします。
「こういった条件で会社を作りたい。」といった要望がございましたら、お気軽にご連絡いただければ幸いです。まずは、下記お問い合わせからお申込み下さい。
その後は、スカイプでお話しいたしましょう。

会社設立相談から開業まで、誠意をもってお手伝いいたします。

 

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