台湾経済:上半期の台湾からの海外投資は275%に急増

海上風力発電、コストコなどに大金が集まる

経済部は上半期の海外投資実績を発表しました。コロナウイルスの影響を受ける前の3年前から衰退していましたが、海上風力発電やコストコなどの大規模な投資を介して、年間成長率最大275.5%;増の上半期となりました。約15年に過去最高記録を更新する見込みです。

 

投資委員会によると上半期の海外投資額は878457億ドル(2635億元)となり、重要な投資案件としては、風力発電投資やコストコの親会社による台湾株主権を取得したことなどが挙げられます。

 

風力発電の投資額では、デンマークの商沃旭が871億元を投資し、彰化西南に風力発電を建設したのが最大でした。その次にオランダのNP HAI LONG HOLDINGS B.V.が海龍ホールディングスに2045390万元出資しました。コストコの親会社であるCOSTCO WHOLESALEは台灣好市多に105000万ドル(315億元)を投資し、小売と物流センターを建設しました。

 

新規の南方諸国からの投資も上半期に142600万ドル(426億元)に達し、昨年比378.3%増となりました。主にオーストラリア、シンガポール、タイから投資されています。しかし上半期の中国からの台湾への投資は、1735万ドル(36.4%)となりました。このうち承認された中国からの台湾への投資額は25億ドル(76.3億元)で、これは1年分の海上風力発電投資に満たない額です。

 

以上の記事を自由財經から一部を翻訳しました。

 

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