台湾経済:2022年7月卸売・小売及び飲食業営業額統計

経済の勢いが少しずつ戻ってきました

 

  • 卸売:世界的なインフレ圧力の高まりと最終消費の勢いが弱まった結果、7月の卸売部門の営業額は1321億元となり、先月比3%の減少で、昨年同月比で2.5%増加となりました。比較対象の昨年はコロナウイルスの影響もあり、食品飲料及びタバコ卸売業は11.9%増加、繊維・アパレル卸売は26.4%増加となりました。機械機器卸売業は、パネルやメモリの需要が減少したものの、半導体などの電子部品の需要が引き続きかくだいしたことなどにより、昨年同期比2.0%増加となりました。建設資材卸売業は昨年同期比で6.2%減少となりました。化学資材卸売業は市場需要の低迷により価格の低下と売上数量が低迷したため、昨年同期比で9.5%減少となりました。1月から7月までの営業額は、74,302億元(昨年同期比8.8%増加)で過去同月最高記録となりました。
  • 小売業:台湾国内での感染政策が緩和され個人消費が戻ってきたことにより、7月の小売部門の営業額は3,559億元となり、先月比0%増で、昨年同期比で17.2%増となりました。昨年726日まで3級警戒の管制下にあったため客数が大幅に減少したことから、百貨店は昨年同月比104.5%増、コンビニエンスストアは昨年同期比で13.8%増、繊維アパレル部門は77.3%増、家電は24.1%で、薬品及び化粧品は20.2%増となりました。しかし、昨年同月は家庭用品や遠隔映像関連機器の需要が高かったため、スーパーマーケットは昨年同月比4.0%減、データ通信技術よ及び家庭用電機機器は昨年同月比2.1%減となりました。1月から7月までの営業額は23,995億元で、過去同期最高記録で、昨年同期比は8.1%増となりました。
  • 飲食業:コロナ感染対策も緩和されてきたことに加え、國旅補助や夏休み期間だったため売上高がじ順調に伸びたため、7月の飲食業営業額は748億元で、先月比7%増となりました。昨年同月は3級警戒の時期だったため、昨年同期比は75.8%で過去最大の成長幅となりました。中でも中華レストランは昨年同月比78.9%増、飲料店は67.2%増となりました。航空業界の増便により機内食の重要が高まったたことに加え、昨年同月は各種教育機関が休業となっていたため、グループケータリング業は昨年同期比35.3%増となりました。1月から7月までの営業額は4738億元となり、昨年同月比は17.3%増となりました。

 

以上の記事を中華民國經濟部から翻訳しました。

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