台湾会社設立物語とは:台湾で会社を作ってみたいという方、必見の情報を掲載しています。
台湾で会社をつくろう! 第七回 「オフィスやお店を借りてみる その2」
店舗や住居を探してみよう
台湾進出物語:第七回目は、「店舗や住居の探し方」です。
今回からは台湾設立の費用に話を戻して
① | 会社設立代行費用 |
---|---|
② | ビザ取得代行費用 |
③ | オフィス・店舗賃貸費用 |
④ | 人材採用費用 |
⑤ | 税務会計費用 |
今回も③オフィス・店舗賃貸費用についてお話したいと思います。
前回は【③オフィス・店舗賃貸費用】の オフィス賃貸費用についてお話しました。本日は 店舗賃貸費用についてお話したいと思います。
物件探しの方法4種類
- 日系の不動産業者に仲介を依頼する
- 台湾の不動産業者に仲介を依頼する
- ネットの不動産情報サイトで探す
- 自分で歩いて物件を探す
いずれも仲介業者の手数料は、家賃の0.5ヶ月~1ヶ月分です。
日系の不動産業者は契約後のケアもしっかりしています。
(家賃が少々お高めのラグジュアリー??な物件が多いですね。(個人の感想))
台湾の不動産業者は契約後のケアはおざなりなことがおおいです。
というのも 、台湾の不動産業者は賃貸物件の仲介にあまり力を入れていません。不動産の売買に比べてえられる粗利が少ないからだと思われます。
また台湾人は賃貸物件を探す場合には、 個人のネットワークか、インターネット情報で十分事足りてしまうことも要因と思われます。
不動産検索サイト 591
賃貸料の相場ですが、エリアと階よってまったく変わってきます。
参考資料として最近の調査情報から数値を拾って平均値をみてみますと、
下記のようになります。
(※実際の数値を基にしていますが、参考値です。)
大安区 2,500元/坪
中山区 1,500元/坪
松山区 2,470元/坪
信義区 2,000元/坪
超一級のエリアでは坪10,000元越えもありますが、メインエリアだと 坪3,000元以上。そこそこいい場所で、坪2,000元~3,000元、少しはずれると坪1,000元~2,000元といった価格感です。
もっと具体的に見てみると大通りの一つである忠孝東路。
12坪の物件が 125,000元/月
飲食店の多い延吉街。
40坪の物件が 120,000元/月
日本人街の林森北路。
32坪の物件が 65,000元/月
また契約時の礼金は「0」、保証金は家賃の2ヶ月から3ヶ月が通常です。
射抜き物件もあります。
台湾は飲食店をはじめとした射抜き物件が非常に多くあります。
そういった情報を収集できれば、設備付きでお得な物件にめぐり会うことも可能です。
とくに個人経営の飲食店進出をお考えなら、射抜き物件で開始する法が圧倒的に初期コストを抑えることができます。
ただ、射抜き物件を適正価格で購入するためには、高度な交渉力と相場感が必要になってきます。
【店舗物件で注意すること】
- その物件で営業ができるかどうかを確認必須。
- 物件によっては営業可能かどうかは変ってくる。
- 大家自身も自分の建物がどういった条件で店舗経営できるか不明の場合もある。
- 内装が全部終わった時点で、実は営業不可が判明したというトラブルもある。
- 契約前に建物謄本を取得して確認することが望ましい。
弊社は射抜き物件紹介や交渉代行も行っておりますので お気軽にご相談ください。
台湾会社設立物語次回は?
次回は、「オフィス・店舗の設備導入」 についてお話したいと思います。
ご家族様向けの住居探しもお任せ下さい。
「こういった条件で会社を作りたい。」といった要望がございましたら、お気軽にご連絡いただければ幸いです。まずは、下記お問い合わせからお申込み下さい。その後は、スカイプでお話しいたしましょう。
会社設立相談から開業まで、誠意をもってお手伝いいたします。