台湾経済: 半導体の顧客需要が増加

長園科技は4月の売上高が新記録を達成

 

 

リチウム鉄電池メーカーの長園科技(8038)は、4月の売上高が5,446万元と発表し、前月比で6%増、前年同月比で2,719%増となり、新記録を達成しました。また、前4月の売上高は1.57億元(約61000万円)で、前年同期比で731%増となり、こちらも新記録を達成しました。長園科技は、半導体顧客のUPS(無停電電源装置)用リチウム鉄電池システムの需要が予想通り進行し、出荷が順調であったことや、他の注文の需要も良好だったことが、4月の売上高の好成績を押し上げたと説明しています。

 

2023年の展望について、長園科技は既存の受注に加えて、半導体産業の顧客からのUPS用リチウム鉄電池システムの設置プロジェクトの継続が見込まれることや、さらに多くの半導体産業の顧客からの注文を受け、設備施設工事が予想通り進行することが、長期的な事業展開に寄与すると述べています。また、現在のウエハー製造工場の受注に基づいて他の事業提携を検討しており、将来的な受注の可視性を維持するのに役立つとし、長期的な事業展開を見込んでいます。

 

経済部エネルギー局の統計によると、2022年における太陽光発電、風力発電、廃棄物発電の合計発電量は、全体の発電量の割合である7%に達しました。政府の目標である2050年までに再生可能エネルギー発電が全体の60%を超える割合を占めるという目標には、まだ十分な改善余地があります。政府は再生可能エネルギーの開発に全力を挙げており、同時にエネルギー蓄積システムの需要も促進しています。長園科技は将来のビジネス拡大に良好な環境を見込んでいます。

 

以上を自由財經の記事から一部を翻訳しました

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