台湾労務: 夏休み中の学生の雇用に関する注意点

アルバイトも労働基準法の適応を受けるので夏休み中の学生を雇用する際は、雇用主は労働基準法に違反しないようにする必要はあります

学生は夏休みを迎え、勞動部は労働時間の長短に関わらずアルバイトは通常の労働者と同様の労働基準法の保護を受け、使用者は関連法規を遵守しなければならないことを労働者と雇用主に注意喚起しています。

労働基準法の適応を受ける企業に雇用され、労働の対価として賃金を受け取る労働者は契約した通常の労働時間の長短に関わらず、労働基準法の保護下にある労働者となり、賃金、労働時間、休日、定期休暇、休養日、休暇取得などの面で、一般の労働者と変わりありません。勞動部では、事業主が遵守・参照すべき「僱用部分時間工作勞工應行注意事項(パートタイム労働者雇用の留意点)」及び「部分時間工作勞工勞動契約參考範本(パートタイム労働契約参考モデル」を勞動部のホームページから随時ダウンロードできるようにしています。 (https://www.mol.gov.tw,:業務專區/勞動條件、就業平等/部分時間工作勞工權益)

また、夏休み中にアルバイトを雇用する事業主は、労働基準法の賃金規定を遵守する必要があり、1日の労働時間が8時間を超える場合は時間外手当を支払うことが義務づけられています。アルバイトが結婚、葬儀、事故、病気のために休暇を取る必要がある場合、雇用主は労働休暇規則の関連規定に従って休暇を許可しなければなりません。

もし 法令違反かもと疑問に感じた場合は近くの勞工行政主管機關【直轄市、縣(市)政府勞工局(處)或社會局(處)】で申し立てするか、「1955」に連絡してください。

以上を勞動部の記事から一部翻訳しました。

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