台湾経済:製造業の欠員は7年ぶりの低水準 

景気冷え込みの影響

 

 今年8月末時点での工業及びサービス業の欠員は23万人で、前年比1.8万人減少しました。その内、製造業は1.3万人減、建設業は0.64万人減となっています。製造業の欠員数及び欠員率は過去7年で最も低い水準となりました。しかし、宿泊業、芸術娯楽業等の欠員数は増加しました。世界的な景気後退と輸出の勢いの鈍化により、製造業の雇用は減少していますが、内需は徐々に回復しています。

 今年8月末の工業及びサービス業の欠員は23万人で、前年比1.8万人減となりました。製造業の欠員は7.7万人で前年比1.3万人減と最多で、そのうち電子部品部門が前年比7400人減と最多で、コンピューターエレクトロニクス及び光学製品が前年比2200人減となりました。建設業は、建設コストの増加などにより、欠員数は1.9万人で、前年比6400人減となりました。

 内需面では、国内の感染対策が緩和されてきた影響により、宿泊及び飲食業の欠員は2.1万人で前年比1400人増となりました。金融及び保険業の欠員は9700人で前年比1900人増となりました。芸術及び娯楽サービス業の欠員は2600人で前年比1200人増となりました。

 主計處の統計では、8月末の工業及びサービス業欠員率は2.73%で、前年同月比0.25ポイント下降しました。中でも建設業は3.84%1.3ポイント下降しました。不動産業は3.33%で、0.79ポイント下降しました。製造業は2.6%0.46ポイント下降しました。芸術及び娯楽サービス業は4.03%で、1.24ポイント増となりました。

職種別に見ると、機械設備操作及び組み立て人員の欠員は5.8万人で前年比7500人減となりました。技術員及び助手専業人員の欠員は6万人で前年比4500人減となりました。専業人員の欠員は3.9万人で4100人減となりました。主計處は機械設備操作及び組み立て人員の欠員に関しては、景気の影響が大きいと述べました。

 

以上を自由財經の記事から一部を翻訳しました。

 

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