國家發展委員會 プレスリリース 111年1月分景気概況
民国111年1月景気対策総合判定スコアは36ポイントで、先月の改定値38ポイントから2ポイント低下し、信号は赤信号から黄信号に変わりました。先行指標はわずかに低下しましたが、同時に指標は上昇を続け、国内の景気は依然として成長しています。
外需面では、世界経済の回復が引き続いており、5G通信、高性能計算、IoTなどの新興技術アプリケーションに対する需要が拡大したため、引き続き工業・技術製品の需要を後押しし、1月の貿易・生産・金融指標は引き続き上昇しました。内需面では、国内では、ワクチンの接種率が上昇してきたのと、春節前のセールスが好調だったため、卸売・小売・飲食業の売上が前年同期に比べ拡大しました。
今後については、新興技術アプリケーションの拡大やデジタル化トランスフォーメーションの加速により、輸出の勢いは引き続き好調でしょう。しかし、昨今のロシアとウクライナの軍事衝突の影響が、今後の世界経済や貿易にどのような影響を与えるかは、見通しがついていない状況です。投資面では、国内外の半導体サプライチェーンが台湾への投資をしているほか、グリーンエネルギーや台湾の企業が帰台しており、いずれも国内への投資を後通ししています。しかし、政治衝突、コロナウイルスの感染やサプライチェーンのボトルネックの解消、主要国の金融政策調整の行方と相まって、今後の見通しがついていない状況で、慎重な判断と適切な対応が必要です。
- 景気対策信号
111年1月36ポイントで、先月の改定値から2ポイント減少し、信号は赤色から黄色になりました。9項目のうち、株価指数と製造業の営業気候観測ポイントの信号が赤色から黄色に変化し、それぞれ1ポイントずつ変化しました。。その他7項目は変化していません。各項目は以下の通りです。
・貨幣総計数M1B変動率:先月の12.7%から10.9%に減少し信号は引き続き黄色信号です。
・株価指数変動率:先月の25.0%から17.2%に減少し、信号は赤色から黄色に変化しました。
・工業生産指数変動率:先月の修正値9.3%から減少し9.2%となり、信号は引き続き黄色です。
・非農業部門就業人数変動率:先月の-0.36%から減少し-0.41%となり、信号は引き継ぎ青色です。
・税関輸出値変動率:先月の29.1%から19.9%に減少し、信号は引き続き赤色です。
・機械及び電気設備輸入値変動率:先月の17.4%から21.8%に増加し、信号は引き続き赤色です。
・製造業販売量指数変動率:先月の修正値の7.6%から7.4%に減少し、信号は引き続き黄色です。
・卸売、小売及び飲食業営業額変動率:先月の9.9%から12.0%に増加し、信号は引き続き赤色です。
・製造業営業気候観測ポイント:先月の修正値104.1ポイントから103.9ポイントに減少し信号は赤色から黄色に変わりました。
- 景気指標
- 先行指標
・トレンド指標を含まない先行指標は102.08ポイントで、先月から0.06%減少しています。
・長期トレンドを除いた7項目のうち、外部受注動向指数、工業及びサービス業における従業員の純労働力入職率の2項目は先月から上昇しています。半導体装置現物輸入額、貨幣総計数M1B、株価指数、建築着工床面積、製造業気候観測ポイントの5項目が先月からポイントが減少しました。
- 一致指標
・トレンド指標を含まない一致指標は103.16ポイントで、先月から0.32%上昇しました。
・長期トレンドを除いた7項目のうち、卸売,小売飲食業営業額、非農業就業人数、電力(企業)総使用電力量の3項目が先月から上昇し、製造業売上指数、機械及び電気設備実物輸入値、関税実物輸出値、工業生産指数の4項目は先月から下降しました。
- 落後指標
・トレンド指標を含まない落後指標は105.18ポイントで、先月から0.62%となりました。
・長期トレンドを除いた5項目のうち、失業率、製造業在庫価値、全体金融機構融資及び投資、金融業翌晩金利率の4項目が先月から上昇し、製造業の生産量に対する労働コスト指数が先月からわずかに加工しました。
國家發展委員會から一部を翻訳しました。