台湾労務:従業員に48分間の残業を求めたことによる罰金25万元

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POINT同意のない残業の強要は違法です。
あるチェーンストアの屏東支店で不法に従業員に48分間の残業を求めたことに対して、屏東県政府から25万元の罰金を科されました。チェーンストア側が不服を唱え、訴えましたが、労働部から棄却を受けました。

屏東にあるチェーンストアが労働組合の同意を得ずに,昨年9月に従業員O氏に48分間の勤務時間延長を求めました。屏東県政府が労働検査の際に,労働基準法第32条第1項違反を確認し,25万元の罰金を科しました。

屏東支店は昨年6月に開催された労使会議で残業制度に合意しています。

チェーンストア業者は、2回の違反で25万元の罰金が科せられたことに「明らかに非情である,屏東県政府からの罰則に不服がある」と労働部に訴願を提出しました。労働部訴願審議委員會は「このチェーンストアは2011年に企業労働組合を成立しています。支社の労働会議の同意を労働組合の同意に代えることはできない」と公表しています。屏東支店は2回、労働基準法第32条第1項の規定を違反しています。

それに、故意に違反をしているとして「もっと厳しい非難レベルを受けるべきだ、25万元の罰金は正しいことだ」と言われてます。チェーンストアの訴えは棄却が決定されました。

以上
自由時報より一部を翻訳しました。

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