長栄、陽明の状況は異なる
受ける整体的な運賃と輸出貨物量のわずかな回復の恩恵を受け、長栄（2603）の4月の売上高は2233.7億元で、前月比2.07%増加し、2か月連続の増加となりましたが、前年比では60.25%減少しました。1〜4月の累計売上高は8916.3億元で、前年比60.73%減少しました。長栄は、海運市場の今後の見通しは、世界の政治経済の発展、在庫の消化状況、地域の供給と需要の変化に依存すると述べ、市場の回復の態勢に対して慎重に楽観的な見方をしています。
陽明（2609）の4月の売上高は1104.3億元で、前月比14.57%減少し、前年比70.04%減少しました。1〜4月の累計売上高は4799.7億元で、前年比66.57%減少しました。陽明は、世界の貿易輸出注文の需要はまだ在庫の消化を待っており、利上げと金融市場の動揺が経済の回復に影響を与えていると述べています。注目すべきは、Alphalinerの統計によれば、2021年4月24日までに、世界中で約4.4%のコンテナ船隊、117万TEU（20フィートコンテナ）が停泊状態にあり、ピーク時の6.4%、約168万TEUから減少していることです。主に7,500TEU以上の船型が市場に再投入されているため、供給と需要のギャップが拡大しているかどうかは、さらなる観察が必要です。
パネルメーカーの友達（2409）と群創（3481）は、3月の売上高の急上昇後、4月の売上高が同時に減少しましたが、前年と比較して減少幅は縮小しています。一方、中小サイズパネルの彩晶（6116）は出荷の成長を背景に、4月の売上高が11.89億元に回復し、前月比5.3%増加しました。
友達の4月の売上高は1856億元で、前月比3.2%減少し、前年同期と比較しての減少幅は8.2%に縮小しました。出荷面積は164.2万平方メートルで、前月比0.5%減少しました。群創の4月の売上高は170億元で、前月比2.7%減少し、前年同期と比較して17.4%減少しました。出荷量に関しては、群創は4月に大型パネルの出荷量が合計で1011万枚で、前月比0.1%減少しました。中小サイズパネルの出荷量は合計で2289万枚で、3月と比較して15.6%増加しました。
友達（2409）は先日の法人説明会で、第2季の出荷面積が2割以上成長すると予測しています。群創（3481）も同様に、在庫の消化が完了するとともに、今年の業績が四半季ごとに回復することを示唆しており、第1季がパネルの谷底であると述べました。
台達電（2308）は、昨日、4月の売上高が3154.2億元で、前月比で7.7％減少し、前年同期比で15.7％増加し、過去最高の記録を打ち立てました。今年の1-4月の累計売上高も1244.01億元で、前年同期比で13％増加し、同期間の最高記録を更新しました。証券会社は、台達電の今年の売上高が4240億元、前年比で10％増加し、1株当たりの税引き後利益（EPS）が13.95元になると予想しています。
台達電の3つの主要事業部門の4月の売上比率は、電源とコンポーネントが59％、インフラが26％、自動化が15％でした。証券会社は、台達電のサーバー電源がワット数の要件の増加により、平均価格の成長を牽引すると期待しています。充電スタンドの出荷は、各国の補助政策により引き続き成長すると見込まれています。また、グローバルな緑の建築トレンドの支援を受けて、建物の自動化の全年業績は引き続き二桁の成長率となる見通しです。
以上を自由財經の記事から一部を翻訳しました。
