台湾経済:景気はいつ回復するのか?

財政部長:今年の後半は良くなるだろう

 

 國發會の公表した景氣燈號は4ヶ月連続で青信号が点灯しており、景気はいつ回復するのかと関心が寄せられています。財政部長は会見で、世界経済と貿易の勢いの弱まり、最終需要の低迷、在庫調整の結果、台湾の輸出は確かに圧迫されたと述べました。 主計處は、第2四半期にはプラス成長を再開し、今年後半にはより好調になると見込んでいます。

 

 立法院財政委員會は、「證交稅條例」修正草案を審査ししました。輸出は現在、2月に前年同月比19.2%減を記録し、圧迫されています。 主計處は、今年の経済成長率を2.12%、第1季は1.2%のマイナス成長、第2季はプラス成長、下半期は前年同期比3.41%と予測しています。財政部長は、景気は第2季に部分的に回復するかもしれませんが、おそらく下半期には良くなると思いますと述べました。

 

 立法院議員からの、「最近の台湾株の整理は、景気が再び下降するのか、いつ上昇に転じるかわからないということなのか。」との質問に対して、財政部長は、「国際的な経済動向にはまだ不確定要素が多いので、引き続き注視していきます。」と述べました。続いて議員からは、この先行指標が、台湾株の反発を錯覚させるために、一部の人たちによるコンソール株の操作にならないかという質問がありました。金管會副主委は質問に対して、市場における異常な取引は日常的に検知しており、現在のところそのような事例は把握していませんと述べました。

 

 さらに、議員たちは、今年、税収が賦課金を上回るのかどうかを懸念しており、もしそうなら、また一般的な現金の手当てがあるのだろうか?という問いかけに対して財政部長は、今年最初の2ヶ月間で、国税収入は年間76億ドル減少しました。 実際の徴収額が推定値を超えるかどうかは、5月の所得税申告と事業税収入によって決まると回答しました。実際の賦課金が予算額を上回った場合、まずは起債額を減らすか、借金を返済して残高を減らすか、年間黒字になるように積み立てていくことになると述べました。

 

以上を自由財經の記事から一部を翻訳しました。

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