台湾経済:経済部は正月物価を抑制 

販売業者は割引きやキャンペーンを実施

 年末が近づいて来ましたが、最近スーパーで茶葉蛋やファストフードなど多くの商品が値上げされています。また屋台やスナック菓子や生活用品も値上がりし、国民の財布を圧迫しています。經濟部商業司は「平價專區研商會議」を開き、大手スーパーマーケット、量販店などの事業者を招き、政府の「平抑物價」政策について会議しました。年末年始のプロモーション期間中に低価格の商品を販売する予定です。

 蔡英文總統は数日前に「經濟三箭」を打ち出し、その中の1つに消費物価の安定ですが、最近の物価上昇により、国民はかなりの経済的負担を強いられています。経済部は、現在の経済状況や価格状況を把握するため、大手スーパーや量販店を随時招き、会議を行なっています。

 具体的な施策としては、しょうゆ、インスタント麺、トイレットペーパー、パックご飯などの商品の割引やキャンペーンを実施し、お手頃価格の商品をわかりやすく表示します。

 経済部傘下の国営企業である台糖、台鹽もこの政策に対応し、手軽な価格でより多くの割引商品を提供する予定です。台鹽は自社で製造している塩製品、歯磨き粉などを販売しています。台糖では、冷凍豚肉、豚ミンチ、豚の細切れ、チョップ肉、ソーセージ、などの豚肉製品のほか、有機米、サラダ油、ポーク缶詰、ツナ缶などを特別価格で販売する予定です。

経済部では今後も、公式Facebookなどさまざまなプラットフォームを通じて、情報を随時公開していく予定です。

以上を自由財經の記事から一部を翻訳しました。

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