台湾経済:官公庁の情報セキュリティ強化 

1年以内にゼロトラストをA級機関に導入

 

 個人情報流出が懸念されていることをうけ、多くの人が情報セキュリティをどう強化するかに関心を寄せています。數位部は1年以内に、「ゼロトラスト」技術をA級機関に導入し、従来のように誕生日やIDカード番号とパスワードを設定するのではなく、強力な認証方法により、情報流出を防ぎます。

 數位部は2年以内に署T-Roadを導入し、内部認証に加え、機関間のデータ交換も安心安全に行えるようにする予定です。

 情報セキュリティ等級制度によると、公務機関及び一部の非公務的機関は情報セキュリティのランクはAからEまでの5段階に等級分けされています。中でもA級機関は、国家機密や国民・公務員資料データや国立医学センターなどの機関など最高レベルのものを扱っています。

 また、T-Roadとは、あらゆるオンラインサービスに必要な省庁間の情報を安全かつ確実に転送できるように、専用の省庁間データチャンネル(T-Road)と管理プラットフォームを確立しました。データ転送専用セグメントを外部のセグメントと接続しないことで、データの安全性を確保しています。データは、データ要求機関が法律に従ってデータ提供機関に申請書を提出し、データ機関の承認を得たのちに送信することができます。

 

以上を自由財經の記事から一部を翻訳しました。

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