春節の影響が落ち着く
主計總處は、2月の消費者物価指数(CPI)は春節の影響が後退したため、前年同月比2.43%増となり、1月の3.05%から大幅に低下したと述べました。中でも鶏卵は11%上昇しました。しかし比較対象期間の数値が高かったため、大きな増加率にはなっていません。主計總處專門委員は国際原料価格の鈍化傾向が変わらなければ、価格の上昇圧力が緩和されます。
3月のCPIインフレ率は2月より低下する見込みですが、物価は今年も比較的高い水準にあります。
2月のCPIは前年同月比2.43%上昇しました。これは主に、レジャーおよび娯楽消費の需要が高まり、娯楽サービスの価格が上昇したことに加え、食品、肉、家賃、家庭用品、公共交通機関の価格が上昇ししましたが、今年の春節休暇が例年より早かったことによる一時的な価格上昇は2月には後退しています。野菜・果物、エネルギーを除いたコアCPIは2.55%上昇しています。
7大指数のうち、食品類が前年同月比4.29%の上昇率が最も大きく、鶏卵は供給量の減少や養殖コストの上昇により前年同月比11.08%上昇した。 肉類も養殖コストの上昇により前年同月比5.13%上昇し、食用油は前年同月比11.05%上昇、野菜は前年同月比7.76%上昇、調理食品は前年同月比6.04%上昇、水産物は前年同月比4.83%上昇、乳製品は前年同月比4.02%上昇、外食費は前年同月比3.85%上昇となりました。
また、住居類は前年同月比2.45%上昇しました。その中でも、住宅修理費は前年同月比3.25%上昇、家庭用品は前年同月比2.71%上昇、家賃は前年同月比2.33%上昇となりました。コロナ感染対策緩和により、レジャー・娯楽の消費が強まり、教養娯楽は前年同月比2.11%上昇しました。その中でも、娯楽サービス費は前年同月比5.23%上昇しました。
行政院穩定物價小組が指定している17項目の前年同月比平均上昇率は5.54%で、前月より上昇幅は縮小されました。その中でもサラダ油・調理油は前月比17.35%上昇し、168ヶ月ぶりの上昇幅となりました。次いで鶏卵が前年同月比11%上昇となっていますが、上昇幅は縮小しています。主計總處專門委員は、鶏卵の上昇率は16ヶ月連続で2桁を維持していますが、比較対象期間の数値が高かったため、増加率は低下したと述べました。
以上を自由財經の記事から一部を翻訳しました。