台湾経済:電子決済急成長

決済額は100億を突破

 

 コロナウイルスの影響を受け、電子決済が一般的な支払い方法となりつつあります。金管會の統計によると、今年9月の電子決済利用者数は約1998万人で、2000万人の大台を突破目前というだけでは無く、前年同期比500万人増となりました。また、決済額は100億を超え、前年比は47%増となりました。

 「非現金支付」にはクレジットカード、電子決済(電子チケットを含む)、モバイル決済、ATM支出送金が含まれています。最も多いのは、クレジットカード決済で、最も伸びているのは、電子決済です。

 

 金管會の統計によると、9月の電子決済額は106.3億元で、昨年同期比34億元(47%)となりました。

 

 コロナウイルスの影響により、ECサイトやデリバリーサービスでの決済が、現金支払いから電子決済に移行したことなどが、電子決済業界の急成長の主な理由となっています。

 現在台湾には30社の電子決済サービスがありますが、9月の統計では、「3強」の状況にあり、取引額の多い順に、街口支付(34億元)、一通卡(20.6億元)、玉山銀(14億元)となっており、全体の64%を占めています。

 

 全聯も電子決済市場に参入し、9月の統計では、ユーザ数は162万人となり、決済額は13.5億元で、第3位の玉山銀に接近しています。10月の決済額は24億に達し、3位に入れる可能性があります。年内には300万人のユーザー数を目指しています。

 

以上を自由財經の記事から一部を翻訳しました。

この記事が気に入ったら
フォローしよう

最新情報をお届けします

Twitterでフォローしよう

おすすめの記事