台湾経済:飲食店コロナ禍以前の営業額へ

台湾経済復活へ

 コロナ感染対策規制緩和を受け、第4季は前季比で来客数が増加しており、収益実績はコロナ禍以降で最高値を更新し、コロナ禍以前の水準に戻る見込みです。

 

 王品集團は、下半期に入り台湾市場で店舗展開を加速し、第3季には週平均1.3店舗のペースで17 店舗新規出店し、台湾市場の店舗数を300店舗に回復させました。第3季の売上高は34季ぶりの高水準に達し、損失を黒字に戻しました。第4季は、王品集團の火鍋7大商品と、131店舗で、冬の火鍋商戦に挑みます。また自社商品の「王品嚴選」は春節シーズンに備え、準備を進めており、スーパーやECサイト、量販店などで販売しています。高価格帯の鉄板焼きの新ブランドの立ち上げや、年内に4店舗の新規出店が予定されており、第4季の売上は好調と見込んでいます。

 

 漢來美食は今年7月以降毎月2桁ペースで増益を続けており、第3季には売上高が過去最高を記録し、利益も前年の赤字から黒字に転換させました。第4季は百貨店の週年慶が開催され、最も予約が難しいとされてる「漢來海港」では、予約率95%以上を達し、尾牙でも予約が埋まっており、コロナ禍前の業績となりそうです。

 

 瓦城泰統集團は第4季に向け、店舗展開を続けており、10月末には「瓦城」高雄岡山樂購廣場に、「1010湘食堂」をSOGO高雄店に開店しました。「小型尾牙(小規模の忘年会)」や「部門聚餐(食事会)」の需要が高まり、現時点での予約は昨年比40%増となりました。

 

 

以上を自由財經の記事から一部を翻訳しました。

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