台湾労働:不当解雇に和解

ネット界隈では不買運動にまで発展

 

 あるグループ会社のオンライン書店A社での清掃員の解雇をめぐる争いがありましたが、和解しました。A社の弁護士はFacebookにおいて、A社と清掃員を気にかけてくれた皆さんお疲れ様!この度両者が和解に至り、本件が無事終了したことをお伝えします。と投稿しました。和解金額は100万元といわれていますが、弁護士は金額詳細を公表する必要はないと述べました。

 A社は勞基法に沿った和解金と勞基法以上の金額を2案提示しました。しかし、清掃員は、勞基法に沿った金額を選択し、一円でも多く取ろうとはしませんでした。

 弁護士は新たな投稿で、今回の件について説明がありました。A社で20年以上働いている清掃員を来年から来なくていいと通知しました。その上、勞健保も三節禮金も退職金もありませんでした。しかし、A社と清掃員との間には承攬契約があり、標準的な雇用形態でした。この事が明らかになってからは、世間の怒りを買い、ネットユーザーがA社のFacebookに対して批判のコメントを投稿し、多くの「鑽石會員」が不買運動を始めると脅しました。この事件後、A社の親会社の總經理は現職から異動させられ、内部調査が行われました。

以上を自由財經の記事から一部を翻訳しました。

 

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