台湾会社設立:台湾での会社設立の5つのSTEP

台湾会社設立:台湾での会社設立の5つのSTEP

設立から営業開始までの流れは大きく5つのSTEPがあります。

  • STEP1 事前準備 編
  • STEP2 銀行口座開設 編
  • STEP3 資本金送金&法人登記 編
  • STEP4 国税局面談&各種登録 編
  • STEP5 工作許可&居留証申請 編

法人形態(現地法人か支店か、または法人投資か個人投資か)で各STEPでの作業が変わりますが、この5つのSTEPで設立を進めるという流れは変わりません。

それぞれの詳細について、日本法人が台湾に現地法人(台湾子会社)を設立する場合をサンプルとして見ていきましょう。

STEP1 事前準備編

作業内容場所日数作業者
1-1初期設定法人名、資本金額、営業項目、台湾の代表者を決定日本1日日本法人担当者
1-2予備申請会社名と営業項目審査を受け、預査表を受け取る台湾3日LinkBiz
1-3印鑑作成会社印と代表者の印鑑を作成台湾1日LinkBiz

法人名の決め方はこちらをご参考ください。
営業項目についてはこちらをご参考ください。

預査表が手に入り印鑑ができると、会社名義で賃貸契約できるようになりますので、この辺りから登記住所、オフィスを探し始めます。オフィスの探し方についてはこちらをご参考ください。

STEP2 銀行口座開設編

作業内容場所日数作業者
2-1書類認証日本法人の登記資料、会計士への委任書、役員の派遣書などを認証日本1日日本法人担当者
2-2外国人投資委員会への申請外国人が台湾国内への投資できるようになる許可書を申請台湾5-15日LinkBiz
2-3代表者のID番号を取得台湾の代表者の台湾のID番号を取得台湾1日台湾代表者 & LinkBiz
2-4銀行予備口座開設法人名義で資本金送金用の仮銀行口座を開設台湾1-15日台湾代表者 & LinkBiz

銀行口座開設には、台湾で連絡の取れる住所が必要になります。(登記住所とは違っていても可能です。)

書類認証は日本の駐日経済文化代表処にて行います。台湾の外交の窓口である駐日経済文化代表処は、東京にあり、横浜、大阪、福岡、那覇、札幌には分処があります。

日本法人の登記住所によって、どの代表処に行くのかが決まります。

管轄エリア
台北駐日経済文化代表処(東京)東京都、青森県、岩手県、宮城県、秋田県、福島県、茨城県、栃木県、群馬県、埼玉県、千葉県、新潟県、山形県、山梨県、長野県
台北駐大阪経済文化弁事処京都府、大阪府、兵庫県、奈良県、和歌山県、鳥取県、島根県、岡山県、広島県、德島県、香川県、愛媛県、高知県、富山県、石川県、福井県、岐阜県、愛知県、三重県、滋賀県
台北駐日経済文化代表処横浜分処神奈川県、静岡県
台北駐大阪経済文化弁事処福岡分処福岡県、佐賀県、長崎県、熊本県、大分県、宮崎県、鹿兒島県、山口県
台北駐日経済文化代表処札幌分処北海道
台北駐日経済文化代表処那覇分処沖縄県

STEP3 資本金送金&会社登記編

作業内容場所日数作業者
3-1資本金送金日本法人口座から円建てで資本金を海外送金日本1日日本法人担当者
3-2資本金着金手続き台湾の銀行にて資本金を外貨から台湾ドルに両替し口座に入金台湾1日LinkBiz
3-3登記住所決定登記住所物件の賃貸契約を締結台湾1日台湾代表者 OR LinkBiz
3-4投資金額の査定資本金が着金した際の銀行資料を外国人投資委員会に提出し本審査を申請台湾1-5日LinkBiz
3-5会社登記申請市政府に会社登記を申請台湾5-10日LinkBiz

資本金の送金時に、預査表、外国人投資委員会の公文書が必要になります。

資本金の送金についてはこちらをご参考ください。

市政府の登記が完了すると、会社名義での契約締結が可能になります。

従業員を採用して雇用契約を締結したり、各業者と業務提携を結ぶことができるようになります。

電話番号や携帯なども会社名義で契約でき、人材採用も開始するなど、台湾での具体的な業務が動き始めます。

STEP4 国税局面談&各種登録編

作業内容場所日数作業者
4-1社会保険局への登録社会保険局に登録台湾3日LinkBiz
4-2営業人登記申請国税局に営業項目と税籍番号を申請台湾5日LinkBiz
4-3国税局面談所轄の国税局で面談し発票購入許可書を取得台湾1日台湾代表者 & LinkBiz
4-4銀行口座名義修正仮銀行口座名義を正式名称に変更台湾1日台湾代表者 & LinkBiz
4-5法人英語名予備申請会社の英語名称を申請台湾3日LinkBiz
4-6国際貿易資格登録国際貿易に登録台湾1日LinkBiz

国税局の面談はヒアリング形式での質疑応答です。
口頭質問は業務内容、オフィス場所、従業員人数、記帳担当業者などです。(LinkBizが同行し中国語で対応します。)
国際貿易資格は営業項目に国際貿易業が入っていると申請できます。日本からの商品や物資の輸入の際に台湾法人が輸入業者となるためには、必ず登録が必要です。

STEP5 工作許可と居留証申請編

作業内容場所日数作業者
5-1工作許可の申請駐在員の工作許可を申請します台湾10日LinkBiz
5-2停留ビザの申請駐在員の停留ビザを申請します台湾10日LinkBiz
5-3居留証の申請駐在員の居留書を申請します台湾10日LinkBiz
5-4社会保険への加入労働保険、健康保険に加入します。台湾3日LinkBiz

工作許可を得ると台湾で働くことができるようになります。
停留ビザの申請期間中(約2週間)は日本のパスポートを政府機関に預ける必要があります。
労働保険は役員の場合は任意で加入し、従業員の場合は必須です。
健康保険は代表者の場合は台湾滞在期間が連続6か月を超えないと加入できません。連続で半年滞在が条件になるので、国外への出張頻度が高い方は加入ができません。ご注意ください。

 

LinkBizよりコメント

以上で会社設立の完了となります。想像以上に時間と手間が掛かると思われた方が多いかと思います。それぞれの項目の必要日数は営業日数ですが、コロナ過やその他の影響を受け、余計に日数がかかることも珍しくありません。
台湾は他国に比べて設立のハードルは低いですが、日数が掛かるというのが現状です。
コロナ過の今、訪台できないので設立を諦めている方でも設立を進める方法もあります。
ご質問がありましたら、お問い合わせよりご連絡ください。

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