台湾景気NEWS

POINTコロナ過でも景気のいい分野「コンピュータ・情報サービス業界」、その中でもプログラミング業界は強く成長しています。

 

経済省国勢調査統計局は8月10日、今年第2四半期のコンピュータ・情報サービス部門の売上高が1,057億ドルに達し、年率11%増、前年同期比でも過去最高となったことを発表しました。
統計局の分析によるとコンピュータおよび情報サービス分野のうち、コンピュータ・プログラミング業は、前年同期比9.7%増の789億ドルとなり、過去最高を記録しました。
これは主に、企業が導入するサーバ・システムの数が増加していることや、リモートワークによる情報セキュリティやネットワーク・アーキテクチャに関連するソフトウェアとハードウェアの需要が増加していることによるものです。
情報サービス業は268億ドルで、こちらも前年同期比14.7%増となり、過去最高となり、これは主に、巣ごもり需要の増加に連動してサイトのプラットフォーム管理や広告業績が増加したことによるものです。

第2四半期の専門的・技術的サービス業の売上高は、前年同期比1.1%減の741億ドル、そのうち、経営コンサルタント部門は208億ドルで、前年同期比で過去最高となりました。
統計局の分析によると、主に財務、人事管理、エネルギー関連のコンサルティング業務が増加したことにより、売上高が年率5.4%増加したとしています。
広告および市場調査分野では、COVID-19流行の影響を受け、クライアントが印刷およびテレビマーケティングでの広告を削減したため、7.2%の減少となりました。

専門デザイン部門は、工業製品デザインとインテリアデザインの成長により、前年同期比6.2%増となりました。
撮影業界もCOVID-19流行の影響を受け、結婚式の写真撮影や屋外ビデオの撮影編集需要が減少し、年間売上高は11.9%減少しました。
リースレンタル業は前年同期比3.4%増の343億ドル、そのうち機械リース分野では、事務用機械・機器のレンタルが減少したものの、建設機械・産業機械の需要が増加したことにより、好調に推移し、結果、年間1.7%の増加となりました。
輸送用機器のリースは、前年同期比5.5%増の237億ドルとなり、過去最高を記録しました。

主な要因は、
法人顧客向け長期レンタル事業の着実な成長とレンタカー事業者の多様化寄るものと思われます。
個人・家庭用品レンタル分野では、流行の影響を受け、アウトドアスポーツやレクリエーション用のレンタルが前年同期比13.5%減となりました。

経済部のニュースを一部翻訳

LinkBizよりコメント
人と人との接触が生じる業態は売上減少し、
人と人との接触を無くす業態やなくても成立する業態は成長しているといえますね。台湾もうもうしばらくはコロナ過が続くと予想されます。
この環境に適応していかなければ生き残っていけないという風に強く感じます。

皆さんの参考になれば幸せです

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