台湾経済: 111年2月卸売・小売及び飲食業営業額統計

卸売及び小売・飲食業において全て過去最高記録でした

1. 卸売業:2月の卸売業営業額は8,647億元で過去同月で最高記録で、昨年同月比7.0%増加でした。原因としては世界規模での経済の回復と、工場・オフィスや公共施設の建設増加、加えて半導体や国際原料の価格が上昇したことにより、機械機器卸売業が昨年同月比16.5%増加、建設材料卸売業が昨年同月比13.6%増加、化学材料卸売業が昨年同月比7.3%増加しました。車用レンズの供給不足により、自動車・二輪車卸売業が昨年同月比14.3%減少しました。春節のシーズンが1月末からだったため、飲料及びタバコの卸売業は昨年同月比7.0%減少しました。1月から2月の営業額は1兆9,865億元で過去同期で最高記録で、昨年同期比10.2%増加でした。

2. 小売業:2月の小売業営業額は3,147億元で過去同月で最高記録で、昨年同月比は0.2%増加でした。中でも通信販売業は昨年同月比は13.3%増加しました。原因としては、雨天・寒波が続いたため、暖房用品の購入促進となりました。自動車・二輪車小売業は一部の輸入車の価格上昇により、営業額は昨年同月比5.4%増加しました。国内の燃料価格が上昇したため、燃料小売業は昨年同月比11.6%増加しました。2月は寒波が続き、それに伴い外出頻度も減ったのと、春節のシーズンが1月末からだったため、食品飲料及びタバコ小売業は昨年同月比9.0%減少、スーパーマーケットは昨年同月比11.0%減少、コンビニエンスストアは昨年同月比7.0%減少しました。1月から2月の営業額は7,065億元で、過去同期で最高記録で、昨年同期比3.5%増加でした。

3. 飲食業:2月の飲食業営業額は719億元で、過去同月で最高記録で、昨年同月比は0.1%増加でした。天気が不安定だったのと、春節のシーズンが1月末からだったので、中華レストラン業の昨年同月比は0.6%減少でした。春節のプロモーションの影響と、店舗数が増えたため、飲料業は昨年同月比3.0%増加しました。ケータリング及びグループケータリング業も、販路拡大の影響や、学校給食供給日数が増えたため、昨年同月比11.7%増加しました。1月から2月の営業額は1,477億元で過去同期で最高記録で、昨年同期比4.1%増加しました。

以上を中華民國經濟部本部新聞から一部を翻訳しました。

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