台湾経済:3月の景気信号は再び青信号

國發會は第2季も続く可能性があると発表

 

 

 国家発展委員会は3月の景気対策信号総合評価のスコアを11点と発表し、先月比1点増加しました。信号は青信号が5ヶ月連続点灯しています。国家発展委員会は、現在景気が低迷しており、第2季も青信号が継続する可能性があると指摘しています。第3季の景気回復の可能性については、引き続き観察が必要です。

 

3月の景気先行指標は5か月連続で上昇し、上昇率は鈍化しており、累積上昇率は3.07%です。一方、一致指標は14か月連続で下落し、累積下落率は15.26%です。

 

3月の景気対策信号綜合判断得点は11点で、2月より1点増加し、9つの構成項目のうち、製造業の営業気候測定点は青色信号から黄青色信号に変化し、1点増加しました。その他8つの信号に変化はありません。。

 

經濟發展處處長は、製造業の営業気候測定点が1ポイント増加したことから、企業が現在の景気に対する信頼度が向上していることを示していると指摘しました。

 

經濟發展處處長は、インフレ圧力がやや緩和し、欧米の銀行業危機が緩和したことで、金融面の動揺は依然として存在するものの、投資家の信頼感がやや回復したと指摘しました。各業界の在庫には若干の差異があるものの、物価圧力が緩和することで、将来的に金融状況、通貨政策の緊縮、利上げの圧力が緩和され、外需改善の後押しとなるため、企業家の信頼感が回復したと説明しました。

 

經濟發展處處長はまた、物価が緩和しているとはいえ、アメリカを例に取ると、労働市場が引き締まっているため、賃金に影響を与え、さらには価格に反映される可能性があることを指摘し、一部のコア物価指数が比較的高い水準にあることから、趨緩しているというに留まり、脅威が消えたわけではないと述べました。

 

經濟發展處處長はさらに、各国の購買担当者指数(PMI)や先行指標を観察すると、状況が良くないことを説明しました。先行指標の部分では、中国は微増していますが、米国とユーロ圏は下落しています。PMIの部分では、米国、ユーロ圏、日本を含む多くの国が引き締めを示しており、これらの将来性のある指標が悪いことを示しています。これは外需改善に時間がかかることを示しており、したがって第2季は慎重に見る必要があると述べました。

 

經濟發展處處長は率直に、現時点では第2季が引き続き青信号を示す可能性が高いことを認めました。これは主に、先行指標の拡大率が緩やかになっていること、同時に指標が継続的に下落していること、さらに外部要因により、海外のいくつかの先行指標も理想的ではないことから、第2季について慎重に見る必要があると説明しました。

 

經濟發展處處長は、景気循環のピークが前回(第15回)で去年の1月だったこと、平均収縮期間が15ヶ月であることから、歴史的経験から推定すると、第2季は底値となる可能性があると述べましたが、各景気循環の状況が完全に一致するわけではないため、引き続き観察する必要があるとも述べました。

 

3季については、經濟發展處處長は、PMIのいくつかの項目に注目すると、第3季に復興の可能性が比較的高いと述べました。ただし、同時に指標が上昇し、ランプが徐々に黄色-青色に変わり、または緑色に近づくことが必要であると強調しました。

 

以上を自由財經の記事から一部を翻訳しました。

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