台湾景気NEWS
POINT2021年11月の景気対策信号から判断すると、国内の経済の成長をは横ばい状態で高い水準を保っています。外需は11月の貿易や生産、金融面の指標は引き続き良くなり、內需は国内のコロナ禍の緩和や、週年慶のプロモーション活動や、5倍券などの影響により卸売、小売、飲食の各部門で取扱高が拡大しています。
1,景気対策信号
2021年11月は38点で、先月と比べ1点減少しました。引き続き赤信号が点灯しています。9項目中、税関輸出については黄信号から赤信号に変わり点数は1点増加しました。貨幣総計数M1B、製造販売量は、赤信号から黄信号に変わって、点数は各1点減少しました。他の6項目の信号は変化なしで、詳細については以下の通りです。
・貨幣総計数M1B変動率:先月の15.1%から14.2になり、赤信号から黄信号に変わりました。
・株価指数変動率:先月の30.5%から30.6%になり、引き続き赤信号です。
・工業生産指数変動率:先月の12.6%から11.6%になり、引き続き赤信号です
・非農業部門就業人数変動率:先月の-0.52%から-0.34%になり、引き続き青信号です。
・税関輸出値変動率:先月の15.6%から25.8%になり、黄色信号から、赤信号になりました。
・機械及び電気設備輸入値変動率:先月の24.0%から20.5%になり、引き続き赤信号です。
・製造業売上指数変動率:先月の12.3%から7.9%になり、赤信号から黄色信号になりました。
・卸売、小売及び飲食業売上変動率:先月の13.6%から11.4%になり、引き続き赤信号です。
・製造業営業気候観測点:先月の101.3点から102.4点になり、引き続き黄信号です。
2.景気指標
(1)先行指標
・趨勢指標を含まない先行指標は103.11で先月に比べて、0.36%上昇しました。
.長期趨勢取り除いた7項目のうち、産業・サービス業の労働人口、建築物の床面積、半導体設備の輸入値、外販受注指数の4項目が先月と比べ上昇しました。また、製造営業気候観測点、株価指数、貨幣総計数M1Bの3項目は先月に比べ下降しました。
(2)一致指標
・趨勢指標を含まない一致指標は103.22で、先月と比べ、0.49%上昇しました。
・長期趨勢を除いた7項目のうち、卸売、小売及び飲食営業額、非農業部門就業人数、税関輸出値、電力(企業)総電量の4項目で先月と比べて上昇しました。機械及び電気設備輸入値、製造業販売量指数、工業生産指数の3項目は先月と比べ下降しました。
(3)落後指標
・趨勢指標を含まない落後指標は105.39で先月と比べて、1.03%上昇しました。
・長期趨勢を除いた5項目で構成されてるうち、失業率、製造業在庫額、製造業生産指数に対する労働コスト指数、金融業の翌日物貸出金利の4項目が先月から上昇し、全ての金融機関の貸出と投資のみが先月から低下しました。
以上国家発展委員会のニュースを翻訳しました。
コロナの影響は日常生活ではかなり収まってきていたのですが、
旧正月前の帰国者の中にオミクロン株に感染している方々が増えてきており、
飛行場のある桃園エリアでは緊張感が高くなってきています。
一部の感染者の行動範囲は台北市内も及んでおり、台北市でも懸念されている状態です。